
生物と共にきる有機農業を支える「生物多様性戦略」-千葉県いす…
千葉県の南東部に位置するいすみ市は、2005年に旧夷隅町と旧大原町、旧岬町の3町が合併して誕生。人口は約37200人(2020年11月)、自然豊かで温暖な気候のため、「住みたい田舎」のベストランキングで5年連続NO.1を獲得するなど、人気の高い地域です。
生き物すべてがつながっている
「共創型農業」で
地球に優しく有機転換
「地球コクリ!」は、地球生態系全体で色々な形のコ・クリエーション(共創)を起こしていく研究です。
私たち人間が、今、本当に力を発揮すべきことは、なんだろう?」という問いのもと、地球に負荷が少なく循環する農業を推進するため、「共創型農業」の研究プロジェクトを開始しました。共創型農業とは、生産者だけでなく、自治体や販売業者、そして消費者も一緒になって地球とのつながりを見直し、共感・共創型のコミュニティを形成して有機転換を推進していく試みです。
有機転換中農作物のブランディング支援や、各地の有機生産者と消費者とのつながりを強化させていく実験的なプログラムを実施していきます。そしてこのプラットフォームメディアでは、個性豊かな生物たちや、人と生物との関係性が新たに生み出したコ・クリエーション(共創)のストーリーを地域の魅力として発信していきます。
地球システムの循環の中に生きる私たちが、農薬や肥料の使用状態や農産物の規格の枠では語りきれない、生物同士の関係性や地球の共創プロセスを発信することで、その地域の魅力を伝え、有機転換中農作物のブランド認知向上につなげていきます。
地球生態系全体で考える
コ・クリエーション(共創)研究
私たちが考えるコ・クリエーション(共創)とは、まずは自分自身を内省し、深いところでつながっている根っこの「願い」を感じるところから始まります。立場や役職を越えて、自分が本質的に大切な願いを感じたとき、その人の本領の力が発揮されます。そして、それに共感する仲間と根っこでつながることで、純度の高いコ・クリエーションプロセスが可能になります。私たち自身、今までコ・クリエーションが産んだ数々の予想もしなかった変化をみてきました。
地球コクリ!は、そのつながりを人間同士に限らず、人、地域、自然、地球など生態系全体で考える共創プロセスの研究プロジェクトです。
地球の大きなシステムの一員としてつながっている私たちが、自分たちの力を本領発揮して様々な共創を促していくことで、深刻な地球課題に対する大きな変化を生み出せるのではないか、そんな人間と生物の新しい可能性を探究する共創研究です。
地球コクリ!は、農業、教育、食、観光、環境、地方創生などの分野で、地球とのつながりを見直し、多様な人間や生物たちの共創プロセスが起こす社会変容の研究を行なっています。
本サイトは、「共創型農業x地球コクリ!」研究プロジェクトのページで、生産地の生物の共創ストーリーを地域の魅力として発信し、その土地で作られる有機転換中農作物の販売支援や、生産者の有機転換を推進していく様な、地域ブランディングプラットフォームを構築すること目的としています。
有機農業を推進したい、有機の町として地域ブランディングをしていきたいという自治体と実証実験というスタイルで共創型農業を活性化していく手法を検証していきます。
共創型農業を通して各地で生まれている
生産地と生物の共創ストーリーをご紹介
地球コクリ!では農業や地方創生をテーマに、地球とのつながりを感じ、新しい価値創出を促す研究を行なっています。